他の除菌剤との違い

もう少し詳しく知りたい!

◆アルコール消毒剤

一般的によく使用されているアルコール消毒剤。ですがアルコール消毒剤は、ノロウィルスをはじめ一部のウィルスには効果を発揮しにくいという面があるのです。湿気など対象物が濡れていると効果を発揮しません。また刺激性が強く、肌の皮脂膜を壊して肌荒れを誘発してしまうのです。赤ちゃんやペットに使うのは意外と危険が伴います。また引火性があるため空間噴霧は危険です。有効なアルコール度数は70%~95%と言われておりますが、ppmで表すと70万ppm~95万ppmという濃さになります。

一方でステリパワーは有機物に対しては対象を選ばず効き目を発揮するため、アルコールでは対処できないノロウィルス、強い耐性菌も対策できます。芽胞菌、耐熱菌に対しても有効です。また人肌と同じ弱酸性にpH調整されているため、肌荒れも引き起こしません。ノンアルコールのため例えば喫煙所でも空間除菌、空間消臭も可能です。アルコール消毒剤より安全性が高く汎用性も高いので、使用範囲を大きくしのぎます。そのうえ低価格です。

◆次亜塩素酸ナトリウム

こちらも一般的に除菌・消毒剤として使用されています。次亜塩素酸ナトリウム水溶液は原液が強いアルカリ性のため、取り扱いには厳重な注意が必要です。自分で希釈して作る方法なども紹介されていますが、”本当に効き目が得られるように”自分で作るのは不慣れな方では容易ではないうえ、大変危険です。また『次亜塩素酸とは?』でも書きましたが、有効成分の次亜塩素酸の含有率はわずか20%です。危険を伴いながら作って20%・・・。ですので効き目を得るためには比較的高濃度で大量に使用する必要があります。また大部分は効果を発揮せずに残留し、肌荒れや刺激臭の原因となります。使用後の水での十分なすすぎ洗いも必要となります。人体にも環境にも悪く、保管するだけでも十分な注意が必要です。海外でも重大な事故が報告されています。またアルコールと共通してあるのが、漂白作用、床や車のシートなどが色落ちしてしまう事例もあります。

一方でステリパワーは、pH5~7と弱酸性に作られているため非常に安全です。成分のほとんどが次亜塩素酸と弱酸性の水、有機物に対して反応した後はすぐに無害な水に戻り有害残留成分もありませんので、あまりにも大量じゃなければ万が一誤飲をしても問題はありません。次亜塩素酸水は、歯医者さんで口をゆすぐときにも使われているものですからね!また希釈も用途にあわせて水道水で行うだけなので、簡単でとても安全です。漂白作用もありませんので、素手で作業しても服についても安全です。

◆2タイプの次亜塩素酸水

現在使用されている次亜塩素酸水は、大きく分けて「電気分解式」と「2液混合式」の2つがあります。電気分解式の次亜塩素酸水は、塩化ナトリウム水溶液(一般的に言う食塩水)を電気的に分解して作られたものとなります。比較的容易に手軽に作ることが出来るのは利点とも言えるかもしれませんが、200ppmなどの濃度は作れないうえ大量に生成することが出来ません。作れて数十ppmと言われています。また電気分解式は手軽に作れる反面、商品としての安定性に乏しく未開封の状態でも数日から1週間以内、どんなに長くても1か月以内に失活し水に戻ってしまいます。

ステリパワーは次亜塩素酸ナトリウムと希塩酸の2液混合式で生成されており、イーエス・テクノロジー株式会社(製造出荷メーカー)の工場で作られています。200ppm、300pm、3,000ppmなどの高濃度のものまで作れる技術力があり、商品としては非常に安定しております。使用期限の目安は製造から3か月でお使いいただくことをお勧めしておりますが、目安期間を過ぎて半年から1年近く経っても問題なくご利用いただけます。保管性に優れていることも、ステリパワーの強みです。ただし保管場所の環境や使用頻度にもよりますので、その点はご了承ください。